アメリカ大手経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が取材動画配信サイト「WorldStream」を開設するなど、従来のテレビ局が独占してきた映像報道は、他のメディアが独自のブランドを生かした情報サイトとして変化しています。

テレビの時代の終末期ともいえる現在、新たなメディアが生まれつつあるのでしょう。
報道の在り方も、垂れ流される情報の受け手ではなく、、個の力とコミュニティの力が合わさることで、莫大な広告費によって情報操作されることなく、必要な時に必要なもの、人、金を集め、自らが選び作り出す時代への幕開けともいえます。

メディア業界の状況の映り変わりの中、ビデオジャーナリズムに特化したクラウドファンディングが生まれました。
「Vourno」(CEO Joseph Verdirame)(「ヴァーノ」または「ヴァルノ」と発音)は、アメリカのニューヨークで設立され、「Video」と「Journalism」からなる造語の名前の通り、独立系ビデオジャーナリズムを支えるオンラインプラットフォームとして位置づけられています。

仕組みとしては、一般的なクラウドファンディングと同じで、ジャーナリストが報道プロジェクトを投稿し、一般大衆から必要な資金を募るという方法です。
プロジェクトを通じて作られた動画コンテンツは、「Vourno」のサイトで配信され、見た人からの評価も得られるようになっています。

このように、映像ニュースへの特化、完成したニュースの配信サイトも兼ねている点が、他の汎用的なクラウドファンディングにはない特長になっています。

Vournoのサイトのトップに、プロモーションビデオがあります。
そこには、「真実を伝えるニュースが減り、今日のジャーナリズムは危機に陥っています」とあります。
現状のジャーナリズムの危機を乗り越えるために、Vournを立ち上げたと伝えています。

「今日のメディアには、重要な報道に必要なレポーターがいません」
「今日のメディアは、同じニュースを繰り返しているだけで、真実の報道をしていません」
「今日のメディアは、大衆の声が聞こえてはきません」
「こうした今の状況の全てを、まさに「今」変えようとしています」

真実の報道のために、個の力、市民の力が、大企業と大衆の力に、どこまで闘うことができるのかが、今、まさに、問われているのかもしれません。

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