高橋幸久

[mbox width=”” color=”blue”]ビジネスプロデューサー協会会報誌『BPA JAPAN』第10号(2012年12月19日発行)の巻頭インタビューに掲載された記事です。[/mbox]

 

11 月13 日に行われたBPA LIVE Vol.9では「調和」をテーマに村式の高橋幸久氏が『調和を生み出す2 つの秘訣~ 友人5 人での起業から今まで~』を語られました。

創業から7 年。同じ会社の28 歳5 人の青年が作った村式は、35 歳になった今も、代表住吉氏と創業メンバーの4 人は変わることなく経営され、現在15 名の仲間がいます。

今回のBPA LIVE テーマである調和について、高橋氏は
「多様な個性が自由に存在し、お互いに認めあう」
「心はひとつになっている」
「個の力が最大限に発揮されている」
この3 つであるとあふれんばかりの笑顔で語られていました。

殆どの起業家は何をやるか? 戦略・戦術をまず最初に考える事が多いですが、村式では創業メンバーと『どう生きるのか?
どうありたいか?』を徹底的に話したそうです。
そんな仲間達の共通キーワードは、幕末が好きな事であり、時間を忘れて、語りあっていたそうです。
そして、どのような事業を行うのかを決めるより先に、理念の5 か条をつくったそうです。

2006 年6 月、創業当時の経営理念である村式五ヶ条は
『人にやさしくあれ、真にかっこよくなれ、かぶけ、ともにおもしろ、拓け』。
仲間達との挑戦にあふれた想いであり、常に進化するマインドだと感じます。

2012 年の経営理念は【仲間たちとすごいことをしでかそう!】この理念は創業メンバーだけでなく、メンバー全員で考えて創っています。

高橋氏が伝えたい調和の秘訣の一つに、「ビジョンを生み出し、共有すること」があります。
ビジョンとは信念を持った状態で思い描く、未来になりたい像のことで、ビジョンを作る人は全員ワクワクするのですごい!と話していました。
きっとこのビジョンに心がふるえた人達が仕事を依頼したり、共に生み出そう!と、提案したり、あるいは村式に入りたい!と、なっていると思います。

ビジョンを作る時は、メンバー全員で、自分はどうしたい、何をやっていきたいかという思いから話しあい、ボトムアップ的につくりあげていくそうです。
普段、個性あふれるメンバーがバラバラに動いているが、ビジョンを明確に持っているため、ひとつにまとまっているとのこと。
有機的集団であるからこそ、固定概念にとらわれないおもしろいアイデアを形にし続けているのではないでしょうか。

村式の事業はウェブにとらわれず、様々な自社・協業サービスを世に送り出しています。
和歌(短歌)のコミュニティサイト『うたのわ』、手仕事の新しいマーケットプレイス『iichi』、世界にチャレンジする人を応援するクラウドファンディング『COUNTDOWN』、ビジョン作りの鎌倉合宿『dan』、月に一度の偉人の勉強会『東京de 寺子屋』など、方向性は多岐に渡っていますが、どれも村式が大切にしている価値観を体現しています。

自社・協業サービスでは、ビジョン作りから制作、運用まで、すべてを村式、またはパートナーとのコラボレーションで行
われており、まさに調和を生み出しているビジネスではないでしょうか。
また、調和の秘訣のもう一つに、「場を生み、育てること」があるそうです。

ここでいう場とは、会場などの場のことではなく、人・モノ・気持ちがビジョンに集まってできあがる場のことであると語っていました。
村式ではそのような場を生みだすため、いろいろなことを実践されているそうです。
一つに、人間学を学ぶ雑誌を購読し、社員全員が感想文を発表する「社内木鶏」の実践を行っています。
また、毎朝行なっている朝礼では当番が何でも自由に話をしてよい時間を作ったり、社員全員合宿も行っているそうです。

このような互いの考えを知り、自分の内面を公開する場を作ることで、成功も失敗もすべて共有し、すべてをさらけ出しているそうです。

それにより得られる事は「次へ進む力が生まれること」だと言われていました。
まず自己を確立し改革した中で、お互いが認めあい調和が生まれ、育まれていると感じます。
こうした協調のマインドを持つ村式は、未来に向けて2012 年10 月に古民家「ふくすけ」を本社としたそうです。
「ふくすけ」から発信される5 つのビジョン~村式が目指す将来のイメージ~それは・・・

「志」自分たちが何をしたいのかを追い求め続ける
「多様」らしさ全開でバラエティ豊かな人たちが大集合している有機的集団になる
「結果」大事なこと、おもしろいことを追求しながら結果をだす
「世界」和をもって世界を驚かせる
「未知」未知なるものへ挑戦する

村式の目指す道に皆さんもワクワクしませんか?

人は一人では生きてはいけません。
そして、熱い魂を持ったビジネスプロデューサーはそれぞれにわが道をもっています。
仲間達が徹底的に話し合い、ビジョンを1つにし、ワクワクする事を生み出す。
今回のBPA ライブで伝えたかった『調和』の想いが感じとれる素晴らしい講演でした。
この時間を自分の成長につなげていきたいと思っております。
(原田健太朗)

写真撮影:石郷友仁

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