小幡万里子

[mbox width=”” color=”blue”]ビジネスプロデューサー協会会報誌『BPA JAPAN』第10号(2012年12月19日発行)の巻頭インタビューに掲載された記事です。[/mbox]

森の中をさまよっていると、自然の声が聞こえてくるでしょう。
小川のせせらぎ。
リズミカルな鳥の歌声。
それぞれに、勝手な音であるはずなのに、絶妙のハーモニーを奏でています。
それが、調和なのです。

山全体が音のない静けさに包まれている時に、どこかで立てた音が、こだまします。
無意識のうちに、そのものが発するものが、知らぬ何かが発するものと響き合い、うまい具合に組み合わされて調和する音。

むしろ、均一や同一であっては、逆に調和は生まれません。
現代の都会化された街には様々な音が氾濫しています。
それは、どれも同質でありながらも発せられると不協和音となり、生きている者の心にストレスを与えます。
どちらも、それぞれに勝手な音であるはずなのに、なぜ調和と不協和音になるのでしょうか。

宇宙の太陽系の惑星も、それぞれに距離や軌道で調和を保つことで調和が保たれています。
地球上の潮の満ち引きにも秩序があります。
人の生活にも、同じように法則があります。
その法則を精神と呼び、人の歩む道といいます。

調和とは、皆が一斉のせい!で、迎合するところからは決して生まれません。
人は誰ひとり、同じ人はいません。
すべて世の中のものは、相反したものが相寄って、そこに真の調和を見出していくところに永遠の発展があるのです。
人体は単一に見えるけれど、天文学的数字の細胞が、巧妙微細にまとまって成り立っています。
胃なら胃、肺なら肺、心臓なら心臓というように、それぞれが独立しているのではなくて体中のすべての器官がお互いにつながりを持っています。

自分のために働くという体の組織は一つもなく、総合体として、自分のできることをしていることで成り立っているのが人体なのです。
同じように、ビジネスも自分だけのために動けば、全体が成り立たなくなります。
利己を貫く人がいれば消滅してしまうのです。
循環によってしか調和は成り立ちません。
人類の進化とともに、経済は発達し、それを止めることはできません。
進化を受け入れながら、深化することで、調和という共存共栄の経済を生む新しいビジネスを生み出すことができるはずです。

2012 年1 月、BPA ライブが開始いたしまいた。BPA を一人でも多くの方に知ってい
ただくために1 年を走り続けました。
来年からは、それぞれの神話を創り上げていくために、深くDEEP の森に入っていきます。

「むき出しの大地に立ち、
快い大気に洗われながら、
無限の空間に頭をもたげると
いっさいの卑しい自己執着は消え去る。
私は一個の透明な眼球になる。
いまや私は無、私にはすべてが見える。
〈普遍的存在の流れが私の全身をめぐり、
私は完全に神の一部となる」(エマソン『自然』)

「透明な眼球」とは、私=I と目=eye であり、大地に立った解釈者である自分が、自然を宇宙の真実へと導いてくれる様々な象徴として見て、すべてを知覚し、さらに瞑想の中でその調和を感じることができるということが表現されています。

BPA の次へのステップは、個々に研究会勉強会と銘打ったプロジェクトの種を育てそれぞれの調和を目指していきます。
すでに、いくつかの研究会が始動しています多くの出合いの中、今、歩み幅は異なれど同じ方向へ進みゆく人たちで、それぞれの一歩を踏み出し歩き始めていきます。
調和という神話に向かうために。
2013 年、BPA は、さらなる深化を続けます共創の日本再生のために…。
(小幡万里子)

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