ビジネスプロデューサー協会会報誌『BPA JAPAN』第8号(2012年9月28日発行)に掲載された記事です。

魂の経済革命家・魂の放火魔が吼える「あなたが成功しないことが不可能になる方法」というタイトルに負けない井上祐宏氏のステージは、熱くさらに熱く、会場の皆様が火だるまになるくらいの勇気とやる気をもらった30分のライブでした。
8月25日にKKロングセラーズより『危機に強くなる!人生を変えたいときに読む本』を出版されたばかりの井上氏。これまでに、ほんものであるがゆえに陽のあたる場所に出ることが躊躇われておられた方の出版や事業プロデュースを数々されてきました。常に応援者であった井上氏は、2005年に『オレが幸せになった七つの方法―七日間で絶対に開運できるプログラム』を出版されて以来7年ぶりの著書を出版されました。

– ピンチこそがチャンス! –

人生をやり直したいと思ったらチャンス!
才能が無いと思ったらチャンス!
応援してくれる人がいなかったらチャンス!
親友がいなかったらチャンス!
やるべきことが見極められなかったらチャンス!
失敗できないと思ったらチャンス!
本気になれないと思ったらチャンス!
と連呼し、一気に会場をチャンスの渦に巻き込んでくださいました。

井上氏は、いつも、生きている人間について語ります。世の中には、過去の死んだ英雄を、さも有難い存在であるかのように言う人がいます。
しかし、井上氏はそんな過去の人間の言葉よりも、ビジネスはマーケティングだ!コンサルだ!という言葉よりも、やむにやまれぬ思いこそが人生を変える力になると言われます。

現在、井上氏は、障害をもつお子さんをおもちの親御さんのためにと東奔西走されておられます。

さらに「自分は子どもたちの改善に全力で取り組み、生きている充実感を感じられる日々を過ごしている」「過去20年かけて30数組の家族としか関わることができなかったことが、この3年ほどで1000人の子どもを改善することが可能になったのも井上氏の支えのおかげだ」と言われます。
井上氏は、「障害をもつ子どもの家族は、毎日が生きるか死ぬかのギリギリの精神の葛藤の中で生きている。鈴木氏のメソッドが、障害の劇的改善につながり、悩まれる人々の生きる希望になっている」と強く訴えます。

– 応援することが使命 –

「人の命を消さないように、生きることに対して前向きになれるように、誰かを応援することが自分の使命である」と言われます。
井上氏の著書の最大の目的は、「成功しないことが不可能になるエクササイズ」即ち「究極の一日」と「お客様からの感謝の手紙」を書き、それを毎日、読み返す人々が増えていくことで、使命を全うする人間が増えていくことです。人間は、困っている人を安易に助けてはいけない。困っていて頑張っている人こそ助けなければいけない。「一人ひとりが、自分の中にやむにやまれぬ思いを発見すること、それを促すことこそ私の使命です」と宣言されます。

BPAライブの2週間後に、井上氏の出版記念講演会が開催され、アメリカの大自然の旅から戻られたばかりの井上氏から、さらに素晴らしいお話を伺いました。人間が成長するためには、「大自然と共にいること」と「手応えのある人と共にいること」が必要であり、それをこの旅で再認識し、グランドキャニオン、モニュメントバレーからの学びがあったと言われました。大自然の荘厳な風景の中に身を置くことで、自分自身が浮き彫りになり、自分を発見することにつながります。

– 魂を元気にする方法 –

「スペースのある中にいると、自分の中にもスペースが生まれる」と井上氏は言われました。おそらく誰もが、包容力のある人と接していると、自分の心がとても楽に感じて、その余裕が次の一歩への勇気や元気になった経験をしたことがあるのではないでしょうか?
簡単に魂を元気にする三つの方法があり、それは、笑うこと、応援すること、祝うことだと井上氏は言います。
ある90歳と92歳の女性の姉妹は、姉は資産家で入居費3000万の老人施設に毎月30万の管理費を支払い、至れり尽くせりの生活をしていたところ、自分のやるべきことを失い、痴呆の症状が出て、あげくの果てに骨折をしてしまいました。夜は医療器具を抜こうとするからと、身体を拘束具で止められてベッドに横になります。妹は孫が離婚したために、曾孫の幼稚園の送り迎えからお弁当作りと、90歳を過ぎても「今は死ねない」と曾孫と一緒に笑って生活しています。笑うこと、応援すること、祝うことで、魂と共に生活も身体も元気になるのかもしれません。

– 魂のモニュメントバレーを築く –

ビジネスにおいても、自分の魂が元気な人は、経済活動も活発になります。「魂の放火魔はぴったりだけど、どうして魂の経済革命家?と聞かれることがよくあります」と言われる井上氏ですが、魂が活気づくと自ずと、ビジネスにも変化が訪れます。

モニュメントバレーは、ナバホ族の聖地と呼ばれ、ナバホ族は紀元前2000年頃からこの地に住んでいました。1921年にハリー・グールディング夫妻が誰も知らなかったこの地に来て、僅かのお金で土地を分け与えてもらい、彼らとの交易を始めて暮らしを立てていました。が、ナバホ族の経済的な困窮を救うために、このモニュメントバレーの写真をもって、映画のロケ地として使う者はいないかと探し続け、1938年に西部劇で有名になったジョン・フォード監督に「ここが自分の求めていた土地だ!」と、「駅馬車」「黄色いリボン」「荒野の決闘」「アパッチ砦」と言った有名な西部劇の代表となった名画の数々が、ここから生まれたのです。

誰も知らなかった風雪で削られた成れの果てモニュメントバレー。しかし、生きるために、なにかを経済に換える時、自分たちが美しいと思った自然を壊すことなく、別のカタチの映画の世界で生き返らせることはできないか…といった、夫妻の思いと行動の中から、世界の名作が生まれたのです。

「なぜならば、生きざまに触れた時、人は言葉を失うのです。人間は死んで生きざまを見せることができる。魂に形を持たせるのが僕の役割です」と、井上氏は叫びます。

魂の経済革命家、井上氏は、本気でやらざるを得ない気持ちで取り組む人に対して、その人独自の褒めるべきものを才能を見出し、伸ばすべきところを伸ばし、途中であきらめさせることなく応援し続けます。自分も決して途中で放棄したりはしない本気の気持で取り組んでいるのです。魂のモニュメントバレーを創り上げるために、彼は、応援することをやめません。

「自分を愛せない人が、他人を愛することができるはずはない。自分を褒める分しか、他人を褒めることが出来ないのが人間。自分と他人の価値を発見し、それを伝え続けることで、心の内戦を終わらすこと。目に見えないものの価値を知ること」と、繰り返し話されました。この著書の実践のためのセッションやカウンセリングも行っています。また、「遺言講演会」というユニークな、魂のモニュメントバレーの第一歩を開催しています。

8月25日に出版されたばかりの著作でありながら、すでに井上氏の書かれたプログラムを行動に移され、フェイスブック等で「メソッドを開始しました!」と報告される方が数多くおります。
自分をみつめなおすとい一面だけではなく、他者のために動くことこそ人間の生きる意味だということを、目に見えるプログラムにしたこの本には大きな価値があるといえましょう。

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