ビジネスプロデューサー協会会報誌『BPA JAPAN』第4号(2012年5月30日発行)のインタビューに掲載された記事です。

映像チーム「トライアンフ」浅野貴勇さんをご紹介します☆

BPA LIVEの映像スタッフとして、多大なるご尽力をいただいている浅野さん。映像やプレゼン資料を編集してBPA LIVEのステージで、皆様にスムーズな流れで観ていただくために毎回準備をしてくださっております。

とはいえ、フレッシュな状態でBPA LIVEに挑むため、時に、LIVE当日に、ビデオ映像を渡し、「浅野さん。ごめんね。おねがい ( ><)//」してしまうこともしばしば。さらには、映像編集のために秋葉原で買い求めたプロ仕様ビデオ・デッキの不具合を直していただいたり・・・。BPAにとって無くてはならない存在です。

Vol.2の時には、世界遺産を撮影するロケで、マレーシアのキナバル山(4095m)に行かれておりましたが、助っ人スタッフに、しっかりとバトンタッチしてくださって大変にスムーズな進行。
その細やかな心配りに、いつも心から感謝しております。

その撮影では、ビデオエンジニアとしてオファーを受けたものの、カメラマンが骨折していて、重たい機材を背負い、4000メートルの山を何度も往復して、なんと、カメラマンまで担当されていらっしゃいました。お帰りになられた時は、お顔の皮膚の色だけでなく、皮一枚変化していたくらいです。

BPA LIVEに参加できなかったロケ撮影の合間に、浅野さんが世にも珍しいラフレシアのお写真を撮影し、『BPA JAPAN』をご覧の皆様のためにお届けくださいました。

日本からラフレシアの撮影に行かれるテレビクルーも多いようですが、この最高の開花の場面に立ち会うことのできるチャンスは稀有といわれていました。

[nextpage title=”幻の花ラフレシア”]

– 蝉のような儚い美しさのラフレシア –

浅野: 写真は、世界一大きな花「ラフレシア」です。1年間つぼみをつけて、わずか5日間しか咲かない幻の花ですから、貴重な瞬間に出会えて幸運でした。研究者がデータ採取の為に切り取った物を手で持てたりできたので、それも貴重な体験でした。

小幡: 急遽、カメラマンのお役も回っていらして、大変でしたね。

浅野: そうですね。プロデューサーが、「こっちに行ったら、もっといい画が撮れるかも…と、3時間くらい山道を遠回りして空振りしたり、ポーターが急に「行きたくない」と言いだして、その分の荷物を背負って登ったり…と、過酷な道中でした(笑)

小幡: 浅野さんが映像のお仕事をしようと思ったきっかけは?

浅野: 小学生の頃、通っていた小学校に頻繁に地元のニュースが取材に来ていました。その時に大きなカメラを持って撮影しているカメラマンがとてもカッコよく思えて、将来はカメラマンになりたいと思っていました。

小幡: 子ども時代は、どんな少年だったのですか?

浅野: カメラが大好きでしたが、家には当時高価だったビデオカメラなんて無く、ティッシュペーパーの箱を4つ組み合わせた物に画用紙を貼って(笑)、レンズっぽい物とファインダーっぽい物をくっつけて遊んでいました。
プロっぽいカメラにしたかったので、地元の野球場でのプロ野球取材に来ているカメラの写真を撮って、それを見ながら少しでもプロのカメラに近づけようとしていました。カメラマンに憧れているというより、カメラマニアだったのかもしれませんね。(笑)

小幡: わあ。まさに浅野さんは、イメージの世界で遊ぶことができる少年だったのですね。
そんな浅野さんが、今までで、一番、充実感をもった仕事は?

浅野: 初めて撮影したライブ映像が編集されてDVDとして店頭に並んでいるのを見たときがとてもうれしくて、仕事として撮影できたというのがとても大きな喜びでした。暇があれば延々と繰り返してそのDVDを見ていました。

小幡: じゃあ。お休みの日は、自分の作品の上映タイムなのでしょうか。

浅野: 残念ながら、現在、休みはほぼありません。休みがあれば寝ていると思います。

小幡: そういうところも、私と一緒かも~(笑)BPAの撮影用ビデオデッキも直していただきましたし、トアイアンフの沢口社長も、浅野さんは機材を直す天才!とべた褒めですが、誰も直せなかった機材を直してしまうその秘密のカギは?

浅野: 高校卒業後、一旦カメラマンになるのを諦めて電子機器メーカーに就職しました。
ただ、小学校の頃に見た、プロのカメラに対する憧れは忘れられず、お金を貯めて放送用カメラを購入しようとしました。

SONYのBETACAM SPというカメラで、当時では主流の物でした。価格は中古でも200万円以上で、それを編集するために必要なビデオデッキは中古で150万円程度を3台必要でした。高卒の安月給ではなかなか手の出るものでは無く、無理かなと諦めていました。

そんな時、インターネットオークションが始まり、故障したカメラやビデオデッキが格安で出品されていました。これを修理できれば、数百万の物が、わずか数万円で手に入れることが出来ると思い、故障品をいろいろと落札して修理に挑みました。全くわけが分からない装置ばかりで、かなり苦労しました。毎日毎日、少しずつ調べて、1ヶ月以上かけて修理しました。ここで得た経験が今の仕事に役立っていると思います。

[nextpage title=”夢をかなえるために栄養失調にも!”]

– 夢をかなえるために栄養失調にも! –

小幡: 浅野さんは、やっぱりスゴイ!本当に努力家ですよね。浅野さんの宝物は、やっぱり機械ですか?

浅野:(笑)そうですね。実は、最初に買った放送用のカメラです。
デジタル放送になってしまい、もう仕事で使われることはなくなりましたが、これだけは売らずに保管しています。
18歳の頃、パンの耳ばかりを食べて 日々節約しながら1年間かけてカメラを買えるだけのお金を貯めました。仕事中に、栄養不足で何度か倒れて病院に運ばれたのは、今となっては良い思い出です。

小幡: 夢を実現するために、ストイックな生活を続けていたことを、「良い思い出」と言えるのは、本当に素晴らしいですね。
BPA LIVEも、それぞれのビジョンを実現する為に、プレゼンや、プロジェクトを創り上げていく仲間の発表の場としても存在しているのですが、BPA LIVEと関わっていただいて、何か感じることはありますか?

浅野: 毎回、様々な方のプレゼンを見られることを楽しみにしています。自分の知らない分野の方々のお話が聞けて、得した気分です。又、私よりも若い方々が起業されていたりして頑張っているのを見て、自分も負けていられないと思います。

小幡: 浅野さんはご自分の今後について、展望などありますか?

浅野: 現在、機材の調整や音声収録をするビデオエンジニアをメインにして、時々、カメラマンをやっています。もう少しカメラマンの仕事を増やして行きたいと考えています。

小幡: ではでは、ぜひ、BPA LIVEでも、斬新なカメラワークを挑戦してもらいたいですね。小津安二郎のようにローアングルとか、禁じ手の「イマジナリーライン」とか(笑)

浅野: 禁じ手を使ってみたいですが(笑)、許されるならば、挑戦してみたいですね。

小幡: BPAは勇者の集まりですから、ぜひぜひ、禁じ手を絡めながら、よろしくお願いいたしますm(__)m

浅野: はい!(笑)

浅野さんは、常に淡淡とご自分のお仕事をこなされて、本当に丁寧という言葉そのもののお人柄。常にハプニングに見舞われるBPA LIVEですが、これからも、こうした丁寧な対応をくださる影のスタッフに支えられ、さらにBPAを盛り上げていきたいと思います。

プレゼンテーターの皆様が輝く舞台に立つために、努力を惜しまないスタッフの皆様に、いつもいつも感謝の思いでいっぱいです!(小幡万里子)


ラフレシアについて

世界最大の花と称され、種から花を咲かすまでに2年かかり、花が咲いたら約3日で枯れてしまい、人が目にすることは難しいといわれています。咲いたことも知られず、ひっそりと枯れていく場合もあります。全寄生花でブドウ科植物の根に寄生し、その栄養で育ちます。茎、根、葉もない珍重、貴重な花で、写真の左横の黒い薄い円柱状のものが蕾です。花は雄花と雌花に分かれています。花粉を運ぶハエは死肉や獣糞で繁殖するクロバエ科のオビキンバエ属などのハエで、死肉に似た色彩や質感と共に、腐臭が、送粉者(ハエ)を誘引すると言われています。そのため「死の花」とも呼ばれています。

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