ビジネスプロデューサー協会会報誌『BPA JAPAN』第3号(2012年4月30日発行)に掲載された記事です。

BPA Jr. CLUBは、BPAサポートクラブの企業の皆様のご支援で成り立っています。

「こどもたちにイメージの力を!」という言葉は、経営者である企業の会長、社長が日本の未来に必要な人財(ビジネスプロデューサー)を生み出すことを目標に、そのコンセプトを表した言葉です。

誰にも真似のできない新しい発想の持ち主を育むことは、まだ見ぬ未来への投資です。
子どもたちは、まさに自由な発想をもつ天使たち。
「子どもプロジェクト」を生み出し、そのビジョン実現のため、仲間と一緒に協力し合い、自分たちで出来ること、持っているものと、足りないものを書き出し、足りないものを調達し必要なものを集めるために行動し、自分たちの目指す目標のための活動をします。

宮沢賢治をスタートに選択した理由はビジネスプロデューサーに必要な「利他心」「独創力」「共生」の心を作品中に数多く感じることができるからです。

子どもの想像力を育てるためには、明確すぎる意味づけや完成しつくしたおもちゃよりも、木切れや布きれ、積み木などのように、子どもが自由に想像力を働かせることができる素材的なものが最適といわれます。物語もアニメなどビジュアルで決められたキャラクターではなく、声という言葉で、子どもの頭の中で自分だけのイメージを作ってもらいたいと考えました。シュタイナー教育で人形の顔に、あえて目や鼻を入れず、子どもが自分の好きな顔を自由にイメージしながら遊べるようにしているのと同じ思いです。

今後、ジュニアクラブの会長、副会長が、言葉や身体表現を使ったイメージの力を育むイベントを開催していきます。
東京の真ん中、中央区の子ども達を中心に、未来のビジネスプロデューサーを目指して、自由に遊びながら、仲間とプロジェクトを作り上げる喜びを体験していってもらいたいと考えています。

「人財は社会の宝」

大学卒業後起業して1年「セミナー倉庫.tv」という、インターネットでセミナー動画を配信する株式会社クロノファクトリー代表取締役社長CEO平山雅英氏をお招きして、学生起業家にとって必要なものや、その事業を継続するためにやるねきことなどを、現役プロデューサーの伊藤理事長たちと、パネルディスカッションを企画いたしました。

BPAアカデミッククラブでは、学生の起業家や、卒業して社会に出た時に、すぐに即戦力になれる人財となりたいと思う真の元気ある若者たちを応援し、切磋琢磨し合う仲間作りをしていきたいと思います。

僕たちは目指す方向はあっても、どのように舵をとっていけばいいのか全くわからずに、勇気一つで船出します。
しかし、基本的な舵取りの方法やコツを知っていたならば、たとえ嵐がきても、それを乗り越えるために冷静になれることができます。

BPAアカデミックでは、自分の足りないところを埋めていくために、BPAのスクールで学ぶことができます。
そして、BPAの基礎を学び、ビジネスに参加する資格を得た者は、学生であろうと、ビジネスプロデューサーと共に、プロジェクトへの参加が可能になり、年齢など関係なく、自分の夢を事業化して行くチャンスがあります。

BPAアカデミッククラブでは、大学教育や形骸化したインターンシップでは学ぶことのできないBPAで実践の場を体感し参加することで、社会の宝と呼ばれるような人財を育成する場にしていきたいと思います。

(文責 小幡万里子)

BPA Jr. CLUBのお子様とお母様へ

恥ずかしがり屋さんには、少しだけ大きな声を出すためのトレーニングのできるワークショップやセミナーも企画していきます。お母さんたちには、一日のうち、わずかの時間でも子どもとゆったりとした心で向き合うために、お母さんのための朗読会などもご用意しています。

「遊びはこどもの宝物-想像力は創造性の源」
ヴィゴツキーという19世紀のロシアの心理学者がいました。障害児の心理や教育に携わり高次精神機能の発達について独創的な研究を行いました。ヴィゴツキーは、遊びは子どもの発達にとって大変な宝であり、子どもの成長の課題は想像力を発達させること。想像力は人間が自主的・意欲的に、希望をもって生きていくために必要不可欠で、あらゆる創造性の基盤を成すものだと結論づけました。

幼稚園の園長先生や先生とお話をしている時「今の園児は、お母さんごっこをする時、赤ちゃんやペットになりたがる子ばかり。赤ちゃん役の取りっこで喧嘩になります」「お母さんやお父さん役は面倒くさいそうです」ということを耳にしました。

幼児は、三輪車に乗れるようになると、それがパトカーのお巡りさんになったり、新幹線の運転手にもなったり、ほうきにまたがることで魔女に変身したり、公園の植え込みが秘密基地になったりします。

こうした目で見たままでないイメージをもつということは、子どもの心の中に人を信じ、自分を信じる力が育ってくるということです。
これら想像力が備わってはじめて、友だちと遊ぶことができるようになります。
仲間や友だちと遊ぶことは、少年期・青年期・社会人になって、スポーツやサークル活動、仕事に励むことにつながる重要な生活の課題ともいえます。

子どもたちは仲間と遊ぶ時に必ずルールを作ります。
そして、そのルールを守ることのできる子どもだけが遊びに参加できるのです。
仲間と遊ぶ時には、それぞれ役割を分担し合います。
例えば電車ごっこ。運転手は誰、車掌は誰。

しかも、その役割は仲間からの承認を得なければ分担できないのです。

その承認を受けるには、子どもは日ごろから仲間に自分の特性や能力を知らせておく必要があります。
そして受け持った役割を期待された通りに遂行しようとする責任を持ちます。

そういう仲間といる時。子どもたちは楽で安易な役割を演じようとはしません。

野球ならばピッチャー。先頭打者か4番打者の自分を目指します。自分で志願した役割を分担し期待される責任を果たそうとして力の限り頑張ります。

遊びというものを、快楽を求めるための活動とはしないのが子どもです。
より高度で困難な役割への挑戦という発達への課題に取り組んでいるといえます。
子どもたちは遊びの中でこそ自主的、意欲的に自分の知力や体力の限界を確認しながら、それらの発達への努力を繰り返します。そして、その結果に伴う喜びや失意などの感情を、仲間と分かち合うことになります。

こうした体験を子ども時代に十分にすることで、人間の社会性の中に潜む思いやり、共感、道徳性、倫理性というものが育ち発達していくのです。

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